2000.7.1~10.29
関ヶ原から400年・細川忠興とガラシャ夫人
関ヶ原の合戦から400年を経て今もなお語り継がれるガラシャ夫人の悲劇。夫人ゆかりの衣類、調度、あるいは書状の展示を通して、その背景となった時代を浮き彫りにし、夫である細川忠興が残した軍人としての勲功や、同時代を駆け抜けた加藤清正、織田信長、豊臣秀吉、そして宮本武蔵の生涯を重ね合わせて、その時代の特性を考証してみたいと思います。
今回は服飾史上大変貴重な「細川ガラシャ所用宝尽し刺繍腰巻」や南蛮趣味を取り入れた「細川忠興所用浅葱地九曜紋散し具足下着」、雉子の羽根を前身頃全面に縫い取った「細川忠興所用雉子毛陣羽織」等も展示しております。
また、それぞれの書状にあらわれた各武将の気質を推し量ってみられるのも、一つの楽しみ方かもしれません。400年という時の隔たりを越えて残された物が語りかけてくる物語りに耳を傾けてみていただければ幸いです。 |