2月17日より始まりました刀剣の展示も、残すところあと2日(2月29日まで)。

蹲に薄氷の朝はキリリとした空気に刀剣鑑賞の気分はお似合いではないでしょうか。

寒暖をり返しながら、弥生3月はすぐそこに。

美術館からほど近い百梅園の梅も見頃ということで、

刀の後は梅の花を楽しむご家族連れの姿も多くみられた週末です。

2週間会期の「刀剣の機能美」展の関連イベントのひとつ現代刀の鑑賞体験会の様子です。

なぜ日本刀が美しいのか、人と鉄の歴史をひもとく熱心で軽快な解説を下さっているのは

宮崎の刀匠松葉氏。ソフトな語り口で的確な鑑賞の指導をされる福岡の小宮氏と宋氏。



女性の参加者が圧倒的に多い中、海外からの参加者、親子で参加された方も。



体験が終わっても、刀にまつわる体験や質問でお話が尽きない会場でした。

 

「刀剣の機能美」展が始まって、はや3日。

スケッチやメモをとられたり、拡大鏡で波紋を鑑賞されたりと

熱心な刀剣ファンの方々の姿が会場に。

隣の会場からは刀に文字を刻む銘切(めいきり)の音が聞こえています。

会場に控えた九州各地の現代刀匠に、ぜひ声をおかけください。

会期は2月29日月曜までです。

 

ご近所の方からいただいた梅の花

寒さ厳しい中ご来館のお客様をお迎えしております